細かな神経、デリカシーが必要

実際に見た例にこんなことがありました。

電車の中で、1人の女学生が乗り込んできた老女に席を譲ろうとして立ち上がりました。

ところが相手は知らぬ顔で全然座ろうとしないのです。

譲った女学生はバツが悪そうに、顔を赤くして別の車両に移っていってしまいました。マシスによると、気の毒で見ていられない思いでしたが、同時にこの老女のデリカシーの乏しさに腹が立ってなりませんでした。

たとえ、次の駅で降りるにしても、また自分が老人と見られたくなかったにせよ、相手がわざわざ席を立ってくれたのですから、相手の好意にこたえるためにも、一応、礼をいって腰をかけるべきでしょう。

こんな老女が姑なら、おそらく嫁との間もうまくいっているはずはないと思ったものでした。こんな道徳の教科書めいたお説教を長々と書きつづって、読者は奇妙に思われたかもしれません。マシスによると、強調したいのは、文章を書こうとするからには、少なくともふだんの生活の中でも、これくらいの細かな神経、デリカシーが必要だということです。

そして、それは日々の努力によって、毎日の生活の中でも向上させていける感性なのです。

中国の円卓と大皿料理・・・その1

中国人にとっての食事とは、生きるために必要な行為です。

これは日頃挨拶として使われる「(チーファンラマ:ご飯食べた)?」という言葉からもうかがえます。

日本では「ご機嫌いかが?」「いい天気ですね」といったあいさつ文句が使われますが、中国では「ご飯食べた?」という言葉になるのです。

食生活を重要視している中国ならではのあいさっといえるでしょう。

それと同時に、食は単に空腹を満たすだけではなく、食卓を共にする相手との関係を深めるための大切な行為であるという意識が強いのも確かです。

一般的な中華料理のイメージでもある「円卓」と「大皿料理」もその表れといえるでしょう。

中国では割り勘はなし?

中国では「割り勘」はありません。

友達同士での食事やデート、ビジネス関係の会食、パーティーといった席では、誰か一人(通常は食事に誘った人)がその場にいる人の分をすべて払うのが常識なんです。

日本では誰かにごちそうになったら、その場で「ごちそうさま(でした)。

ありがとう(ございます)」と感謝の気持ちを述べ、次に会ったときにも「この前はありがとう(ございました)」とお礼を言いますが、中国ではことばではなく、今度は自分がごちそうしてあげることで、感謝の気持ちを表すのです。

これは、中国人の貸し借りの文化からくるものです。

当然のごとく、いっもおごられているばかりでは、友達甲斐のない人、頼り甲斐のない人ということになってしまいますので、うまくバランスをとることが大切です。

とはいえ、最近では若い人を中心に割り勘を取り入れる人も増えてきています。

スラングで、割り勘は「AA制(eileilzhi4)」と言われ、香港から入ってきたことばだといわれています。

中国人は意思表示がストレート

中国人はストレートな物の言い方を好みます。

イエス・ノーの意思表示もハッキリしています。

たとえ、自分の発言によって相手の怒りを買い、ケンカになってしまいそうなときでも、自分の意思をハッキリと伝えます。

そこが、争いごとを避けるために自分の意思を殺す日本人との違いです。

そういう違いを見ると、日本人は消極的なんだなあとしみじみ思ってしまいます。

ブログを書いてる本人も日本人ですが(笑)

中国には、「不打不相識(bu4dabu4xianglshi4)」つまり、"ケンカをして初めて相手のことがわかる"ということばがあります。

このことばには、日中の「和」に対する考え方の違いが見てとれます。

日本人の考える「和」とは意見の対立を避けることで保たれるものですが、中国人はそれぞれの個性を認め、自分の気持ちを正直にストレートにぶつけることによって、お互いを理解し、それが、「和」に通じると考えるのです。

ですから、「融和」「調和」「平和」と同じ漢字を使って表現することばでも、日本と中国では微妙にニユアンスが違うそうです。

中国人は褒め上手!・・・その2

中国では、異性の外見上の魅力をほめることは、相手に気がある、性的な魅力を感じているということになってしまう傾向があります。

ですから、相手の奥さんに対してだけでなく、女性一般に対してもやめたほうがいいようです・・・。

初対面で「スタイルいいですね」とほめれば、たとえ相手が脚長のスラリとしたスタイルの人でも、失礼に当たります。

もし上手にほめようと思ったら、外見でなく、「気配りの上手な方ですね」とか「仕事のよくできる方だと聞いています」など、性格や能力についてほめることをオススメします。。

また、相手が結婚していて子どもがいる場合は、「勉強も運動もよくできるお子さんだと聞いています」「あんなにかわいい女の子だったら、将来は女優さんですね」など、子どものことをほめるのもいいと思います。

ビジネスの場では、「張さん、今回の仕事では見事にリーダーシップを発揮してくれたね」とか「仕事の覚えが早いね」など部下をほめて、やる気を引き出すのもいいでですよね。

中国人は褒め上手!・・・その1

中国人は人をほめるのが上手です。

会社に新しく買ったシャツを着て行けば、本人が本当にそう思っているかは別として、「そのシャツ素敵ね」とか「さすがセンスがいいわね」など、必ずほめことばを掛けられるでしょう。

中国人にとって、「ほめる」という行為は、コミュニケーションをするうえでの潤滑油でもあるのです。

さて、日本人が中国人をほめる場合、注意したいことがあります。

日本では、相手の配偶者について「きれい」だとか「ハンサム」だとかほめるのは、なんの違和感もなく、社交辞令として使われることも多いですが、中国ではこの類の話には注意が必要です。

たとえば、「李さんの奥さんは美人で、本当にうらやましいですね」と言ってしまうと、李さんは間違いなく気分を害してしまうでしょう。

それは、奥さんに気があると思われてしまうからです。

異性への褒め方は注意ししなきゃですよね。

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