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中国人は褒め上手!・・・その1

中国人は人をほめるのが上手です。

会社に新しく買ったシャツを着て行けば、本人が本当にそう思っているかは別として、「そのシャツ素敵ね」とか「さすがセンスがいいわね」など、必ずほめことばを掛けられるでしょう。

中国人にとって、「ほめる」という行為は、コミュニケーションをするうえでの潤滑油でもあるのです。

さて、日本人が中国人をほめる場合、注意したいことがあります。

日本では、相手の配偶者について「きれい」だとか「ハンサム」だとかほめるのは、なんの違和感もなく、社交辞令として使われることも多いですが、中国ではこの類の話には注意が必要です。

たとえば、「李さんの奥さんは美人で、本当にうらやましいですね」と言ってしまうと、李さんは間違いなく気分を害してしまうでしょう。

それは、奥さんに気があると思われてしまうからです。

異性への褒め方は注意ししなきゃですよね。

中国人は褒め上手!・・・その2

中国では、異性の外見上の魅力をほめることは、相手に気がある、性的な魅力を感じているということになってしまう傾向があります。

ですから、相手の奥さんに対してだけでなく、女性一般に対してもやめたほうがいいようです・・・。

初対面で「スタイルいいですね」とほめれば、たとえ相手が脚長のスラリとしたスタイルの人でも、失礼に当たります。

もし上手にほめようと思ったら、外見でなく、「気配りの上手な方ですね」とか「仕事のよくできる方だと聞いています」など、性格や能力についてほめることをオススメします。。

また、相手が結婚していて子どもがいる場合は、「勉強も運動もよくできるお子さんだと聞いています」「あんなにかわいい女の子だったら、将来は女優さんですね」など、子どものことをほめるのもいいと思います。

ビジネスの場では、「張さん、今回の仕事では見事にリーダーシップを発揮してくれたね」とか「仕事の覚えが早いね」など部下をほめて、やる気を引き出すのもいいでですよね。

中国では割り勘はなし?

中国では「割り勘」はありません。

友達同士での食事やデート、ビジネス関係の会食、パーティーといった席では、誰か一人(通常は食事に誘った人)がその場にいる人の分をすべて払うのが常識なんです。

日本では誰かにごちそうになったら、その場で「ごちそうさま(でした)。

ありがとう(ございます)」と感謝の気持ちを述べ、次に会ったときにも「この前はありがとう(ございました)」とお礼を言いますが、中国ではことばではなく、今度は自分がごちそうしてあげることで、感謝の気持ちを表すのです。

これは、中国人の貸し借りの文化からくるものです。

当然のごとく、いっもおごられているばかりでは、友達甲斐のない人、頼り甲斐のない人ということになってしまいますので、うまくバランスをとることが大切です。

とはいえ、最近では若い人を中心に割り勘を取り入れる人も増えてきています。

スラングで、割り勘は「AA制(eileilzhi4)」と言われ、香港から入ってきたことばだといわれています。

中国の円卓と大皿料理・・・その1

中国人にとっての食事とは、生きるために必要な行為です。

これは日頃挨拶として使われる「(チーファンラマ:ご飯食べた)?」という言葉からもうかがえます。

日本では「ご機嫌いかが?」「いい天気ですね」といったあいさつ文句が使われますが、中国では「ご飯食べた?」という言葉になるのです。

食生活を重要視している中国ならではのあいさっといえるでしょう。

それと同時に、食は単に空腹を満たすだけではなく、食卓を共にする相手との関係を深めるための大切な行為であるという意識が強いのも確かです。

一般的な中華料理のイメージでもある「円卓」と「大皿料理」もその表れといえるでしょう。

中国の円卓と大皿料理・・・その2

大勢で円卓を囲んで大皿料理を分け合う中国の食習慣は、食事の作法を重んじる日本や西欧と比較すると、その考え方の違いは明らかです。

大皿に盛られた料理を皆で取り分けて食べるという行為は、初めから個別に用意された料理を食べる習慣の強い欧米人にとっては、なかなか馴染めないことかもしれません。

また「同じ釜の飯を食う」という言葉がある日本でさえ、実際のところは個別によそられた料理を食することが多いものです。

ですが、中国では文字通り、同じ皿の料理を分け合って食べるのです・ホストはゲストに料理を取り分けることでもてなしの心を表現し、ゲストもそんな行為を受けることでより親密な関係を築いてきました。

中国独自の円卓と大皿料理には、長い年月をかけてさまざまな民族が融合し、ひとつの国を作り上げてきた中国ならではの、相手を思うもてなしの心とコミュニケーション方法が隠されています。

広州の野味料理「幻の果子狸」

中国南部、特に広州地方の代表的な料理として「野味(野生の獣類)料理」があります。

アワビ・フカヒレ・燕の巣などの高級食材を使う料理から、蛇・蛙・アナグマなど野生の獣まで何でも食べると言われる広州の人々。

なかでも野味料理が世界中で注目されたのは2003年のことです。

その年の冬に中国で大流行した新型肺炎SARS。

感染原因のひとつと推定されたのが「果子狸(ゴォズーリー・guo2zi31i2)」でした。

日本ではその鼻筋にとおる白い線から「ハクビシン(白鼻芯)」といわれる動物です。

果子狸は昔から、野味料理の中でも高級食材のひとつとして扱われてきました。

果物を好んで食べるため、その肉は上品な甘みがあるようです。

有名な果子狸料理としては、しょうゆ味で煮込んだ「紅焼果子狸(ホンシャオゴォズーリー・hong2shaolguo2zi31i2)」があります。

しかし、SARSの感染源としての疑いから、果子狸の一斉処分が行われました。

以降、野味料理に対して厳しい取締りが行われています。

広東省深釧市衛生局の発表した食品安全警告公告では、伝染病防治法や食品衛生法などに基づいて飲食店での果子狸などの提供を禁じています。

野味料理の食材は果子狸だけではありませんが、現在は蛇・猫・アナグマなどすべての野生動物について、食用禁止の方向へと進んでいます。

長い歴史をもち、市民に親しまれてきた「野味料理」の伝統は、衰退の一途をたどっているのです。

かつての名物料理「紅焼果子狸」や蛇・猫・鶏を使った「竜虎鳳大会(ロンフーフォンターフェイ・long2hu3feng4da4hui4)」などは幻の料理となってしまうのでしょうね・・・。

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